開催:12/3~12/4
12月のあいさつ運動
最近よく聞くようになった「フレイル」ですが、フレイルとはどのようなことでしょうか。
「フレイル」とは、「健康な状態」と「介護が必要な状態」の間のことをさします。
一度要介護状態になると、健常に戻ることが難しいことからフレイルの間に早めに予防をしていきましょう。
【身体的要因】
加齢による筋力低下(転倒しやすい)、食欲不振による体重の減少、口腔機能の低下によりかたいものが食べにくくなる、飲み物を飲んだ際にむせやすくなるなど。
【精神的心理的要因】
生活するうえでの日常的なストレス、趣味がない、病気の発生、体調不良などをきっかけとしてやる気が出なくなる、物忘れが増えるなど。
【社会的要因】
身体の衰えにより外出を控える、家族以外の人との交流が少なくなり会話をしなくなった、活動量が減った、刺激が少なることにより孤独感が深まったなど。
フレイル状態は自覚が難しいことから、お心当たりがあれば、ご自身で確認してみましょう
◆ふれあい健康教室で行うフレイル検診に参加してみましょう。
◆松本市立病院フレイル外来を受診してみましょう。
受診の予約が必要です。初診時には、日常生活の様子に関する質問や医師による診察、握力測定など身体機能検査や筋力量測定などを行います。
一週間後に、医師から結果説明があり、リハビリスタッフによる運動指導、栄養士による栄養指導、歯科衛生士による口腔指導などが行われます。また、市立病院主催のフレイル教室へのご案内もあります。
◆電力データを用いたフレイル予防サービスを申請してみましょう。
市内在住の75歳以上のひとり暮らしで、要支援・要介護の認定を受けていない方が対象となります。保健センター・支所などに申請後、普段どおり生活するだけです。フレイルと検知された方には、保健師等が生活状態をお聞きしながらフレイル予防のアドバイスを行います。
~ フレイルに早く気づいて予防することで、今までどおりの生活を送ることができます。年だからと諦めず、体操や人との交流を通じて普段の社会生活を取り戻しましょう ~
フレイル検診(ふれあい健康教室)の様子
© Chiikizukuri Center of the Hata District.