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松枯れ被害の小学校アカマツを伐採

伐採後のアカマツ切株

今年の春先から枯れて樹全体が赤くなってしまった波田小学校のアカマツの大木を、7月16日(火)夜間に伐採する作業が行われました。

原因は、市内一円で被害を受けている松枯れ病であり、市の特別天然記念物に指定されているアカマツ林にまでとうとう及んでしまいました。市ではこれまで、松くい虫被害を予防する薬剤を定期的に樹幹注入してきましたが、完全に防ぐことはできませんでした。

波田小学校のアカマツ林は、もとは松本藩の御林の一部であり、歴代の児童・保護者や育成会の皆さんなどにより、これまで長年大切に保護・管理されてきました。現在約450本、中には樹齢200年を超えるものもあり、まさに波田地区のシンボルといえます。

伐採は倒木等の危険があるためやむを得ない措置ですが、他の松へ被害が拡大していかないことを祈るばかりです。

© Chiikizukuri Center of the Hata District.