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地域づくり講演会が開催されました

(講演の様子)

波田地区絆づくり推進会議は、波田まちづくり協議会の支援を受け、2月22日(水)にご近所福祉クリエイション主宰ご近所福祉クリエーターの酒井保先生をお招きし、「この地で暮らし続けるために」と題し、波田文化センターアクトホールにおいて講演会を開催しました。

先生は、ユーモアあり、笑いありと聴講者を飽きさせないとともに、①新型コロナウイルス感染拡大に伴う介護認定率や認知症出現率の全国的な上昇、②後期高齢者(75歳以上)が2,200万人を超す2025問題、③85歳以上では、約半数の方が認知症にかかっているなど年代別の認知症率、④昭和45年から53年連続で最多を更新し、100歳以上の方が9万500人を超えている現状、⑤社会参加している人は、うつ病のリスクが7分の1以下、⑥「要介護の発症をできる限り防ぐ(遅らせる)こと、介護状態であってもその悪化をできる限り防ぐこと、軽減を目指すこと、という介護予防の定義、⑦社会とのつながりを失うことにより、生活範囲や行動範囲が狭くなり、精神や心理状態が悪化、その後、口腔機能や栄養状態が悪くなり、身体機能が低下するなどの話をしていただきました。

高齢者がフレイル(虚弱)になりやすい原因として、社会性が低下することが挙げられ、対策として「人間関係や社会性を保ち続ける」ため地域での支え合いが必要であり、地域で考えていかなければならないと強調していました。

また、高齢者の外出頻度低下がフレイルにつながることを考えると、高齢者が集う場所が必要であり、新型コロナウイルスの感染が懸念される状況ではあるが、コロナを「正しく恐れて、楽しく集う」、「ふれあいサロン」が重要など、地域コミュニティ活動を行うことがフレイル予防につながり健康寿命を延ばせること、また、つながりが大切なことを分かりやすく講演していただきました。

(参加者の感想)

・子どもやその後の世代のために、自分達が考え方を変えて取り組んでいかないと、と強く思った。

・これからのボランティア活動に今日の講演を生かしていきたい。自覚して行動することが大切。

・フレイルという言葉が分かりませんでしたが、本日のお話で勉強させていただき、自分自身の心持ち、参加することが必要だと思いました。

・つながりの大切さを実感。フレイル予防、うつ病、コロナとの関係性、2025年問題は子どもの問題になる。自立支援。できる事を大切にする。その人の強みを大切にする。サロンは大切。

© Chiikizukuri Center of the Hata District.