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避難所運営ゲーム開催

波田まちづくり協議会地域連携部会は6月25日(日)に、避難所運営委員会を対象として松本市出前講座『避難所運営ゲーム(HUG:ハグ)』を開催しました。

HUGとは、カードを使用して疑似的に避難所運営を体験するもので、避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカード(避難者カード)を避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々なイベント(出来事)にどう対応していくかを体験するものです。

参加者は、避難者カードを平面図に配置しようとしましたが、初めのうちはどのように配置すればよいのか戸惑っている様子でした。

しかし、講師のアドバイスを受けた後は、避難者などに対する話し合いが進み、様々な意見を出し合いながらカードを配置していました。

講習終了後の参加者の感想は、「ペット連れの避難者の対応が難しかった。」、「トイレ対応の問題に苦慮した。」等とあり、講師からは「避難所ごとにルールを作ることや、災害対応の係のアドバイスを得てほしい。災害時は、子どもや女性、高齢者が弱い立場になる。災害弱者と言われる方たちの視点に立って避難所を運営することが大切。」と話していました。

災害はいつ襲ってくるかわかりません。皆さんも避難に対する心構えや防災用品の確認をお願いします。

© Chiikizukuri Center of the Hata District.