波田地区子ども会育成会（以下、「育成会」）は、子どもが集まって花火を楽しむ機会が少なくなったとして、８月６日（日）に市役所波田支所の駐車場において初めての花火大会を実施しました。

夕方６時頃から運営スタッフが集まり、テーブルを配置し、配布用の花火やお菓子・ジュースを用意しました。今回、ボランティアとして波田中学校の生徒１６名が参加し、用意された花火の配布係や噴水（噴出）花火への点火係、休憩用のお菓子・ジュースの配布係を担いました。

１２０名を超える親子が参加し、６時半の点火の合図とともに花火大会が始まり、子どもたちは渡されたススキ花火、スパーク花火などに火を点け、周りの子どもたちに気を付けながら花火を楽しんでいました。打上げ花火や飛ぶ花火の持込みはできませんが、家庭から持ってきた線香花火などを楽しむ子どももいました。

時折、駐車場の中央で中学生スタッフが噴水花火を点火すると、子どもたちは手持ち花火と違って大きく広がる花火を見つめながら手を叩いて喜んでいました。

参加した子どもたちは皆「楽しかった。」と言って帰り、育成会の永塚会長は「水輪花火大会が今年度も中止となってしまい、子どもたちに花火を楽しむ機会を作れないか育成会の会議で出た意見を発端に、子ども花火大会を企画した。浴衣で参加してくれた子どももいて、お祭りの雰囲気が出た。皆、楽しんでくれてよかった。」と話していました。